100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

栗の研究

我が同居人は、昨日は仕事が溜まってたからワーッと一気に片付けてたらしく、日付をとっくに越えたすごい時間に目ギラギラで帰ってきたよ。一応私もいつも通り玄関までお出迎えに行ったけど、まだ眠くて眠くて、急につけられた電気が眩しくて眩しくて…思わず目をしょぼしょぼさせちゃった!そんな私の顔が、なんとも言えないほど可愛いけど、いつも帰宅直後の10秒間限定でする顔だから、写真がなかなか撮れないんだって。照れるな~(∋_∈)

さて、同居人は帰宅するなり、早速お楽しみの渋皮煮をつまんだけど、「!!…固い…」といってそのまま動きが止まっちゃた。今朝まではあんなに柔らかかったのに、思いがけない食感の変化にショックを受けたみたい。「今朝のラム酒がいけなかったの?冷蔵庫に入れてないから?」とかブツブツ言って、もう一粒。やっぱり固くてボソボソした食感…

それからは、渋皮煮が固くなる原因をいろいろ調べはじめて、ますます目がギラギラになってたよ。調べながら、ダメ元で口に放り込んだ3粒目…それが、今度はとても柔らかくて美味しくて、これまたびっくりしたんだって!どうして、こんなに食感や美味しさにムラがあるんだろうね?

調べた結果、栗の個々の性質や砂糖を入れるタイミングなど、原因は複数見つけたみたい。その後も栗の外観を観察しながら食べていると、栗の渋皮が黒く変色して、作業中にも掃除しにくいと感じた栗は、後で食べてもそこだけぼそぼそしてる事が多いというパターンに気づいたみたい。

とにもかくにも、うちは古民家だし、家具も床も建具も全部茶色で、猫だって茶色(私のことね)、渋皮煮はまさに茶色な我が家にぴったりのスイーツだから、この先も研究を続けるってはりきってたよ。頑張ってね!

それに今日、スーパーで売られている栗を見たら、同居人が今回ご近所からいただいた栗は通常の4倍ほどの超大粒だってことに改めて気づいたらしい。こんなに立派な栗を自分の畑の片隅で育てちゃうなんて、すごいよね!

収穫に目がない同居人は、案の定「うちも栗の木植えたいな~!」って言いだしたけど、隣人が調べたところによると、栗は自家受粉しないから何本か別々の品種の栗をまとめて植えなきゃいけないらしく、ガックリしてたよ。さすがに畑じゃないから、何本もは植えられないもんね。

それとも、南の庭の空きスペース(テントを張るとか菜園にするとかいって、結局草ボーボーなままの場所)を栗園にしちゃう?そしたら、3年後には美味しい栗がゴロゴロ…渋皮煮はコトコト♪まあ、ゆっくり考えて!

 

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