100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

裸一貫

今日も小雨の中、遅くにヘロヘロになってお仕事から帰って来た同居人。昨日のチラシのことがあったから、車から降りるときキョロキョロ安全確認してから玄関へ…とここまでは良かったんだけど、センサーの灯りがついて、塀の角のシルエットが熊の横顔に見えた時には、一瞬焦ったんだって。ビビりすぎー。ま、私もビビりだけどね!

改めて昨夜のチラシを見ると、熊は夜行性というわけではなかったみたい。熊の活動が活発になるのは明け方と夕方で、好物は柿・栗・胡桃・銀杏…同居人はチラシを改めてじっくり見ながら「なんかすごいなあ~」ってしきりに感心していたよ。

もしかしたら、柿にも渋いのがあるかもしれないし、栗や胡桃や銀杏も、美味しい中身に到達するまでにそれぞれ苦労しそうなのに、それを裸一貫でゲットする熊に感心したんだって。どんな動物でも裸一貫で自分の能力を活かしてたくましく生きていて、そういうところが同居人が動物好きな所以なんだって。

最近亡くなったオサワガセメダカは、水の中で暮らせるのが魅力。同じく亡くなったパンダマウスのおにぎりは、寿命が短いのに小さな体で一生懸命生きてるのが魅力。文鳥のロイヤルミルクティーとミゾレは、空中を飛べるし、2羽で仲良しなのが魅力。「じゃあ私の魅力は?」って聞いたら、「ボビはね、茶色いのが魅力。お口のまわりが白いのが魅力。ふわふわなのが魅力、ふみふみするのが魅力、あったかいのが魅力、尻尾がながくて綺麗なのが魅力、さわらなくても自動的にゴロゴロするのが魅力…」っていっぱい言ってくれたよ。なんだか嬉しいな~!

明日は、残してあった栗の渋皮煮を隣人と一緒に食べるのがとても楽しみなんだって。最近は、お仕事に出かける前に、渋皮煮のお鍋に火を入れるのがルーティーンになっていて、日に日に栗のシロップがいい感じの茶色に濃縮されてきてたんだけど、その作業も明日で最後…ちょっと寂しいらしいよ。

また次のワクワクする何かを探そうよ!それに、その茶色の栗シロップだって、まだ何かに使えるんじゃない?って言ったら、「ホットケーキにかけるとか?」…そう自分で思い付いた同居人。栗風味のシロップなんて贅沢&美味しそう~♪って、ウキウキしながら眠りについたよ。楽しみだね!

 

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