今日、いつものように朝の鼻唄を歌いながら、文鳥にあげる小松菜を冷蔵庫からだして葉っぱをちぎっていた同居人だったけど、冷蔵庫に小松菜をしまおうとして、そこで「ん?!」って固まったよ。
なんでも、葉っぱに小さなカタツムリがついていたんだって。少し葉っぱを食べた形跡もあるし小さな糞もあるけど、ずっと冷蔵庫に入っていたから、寒くて殻に閉じ籠っていたみたい。小さな殻は冷えきっていて、殻から見えるカタツムリのお肉?も縮んでしまってたんだって。
「寒くて死んじゃった?」と殻を摘まんだまま少し様子を見ていたら、しばらくしてニョキニョキと目が出てきたんだって。もうそのあとは元気に葉っぱの上を歩きだしたからすごく安心したらしい。で、その子を小松菜と一緒に庭の土の上に置いたら、午後にはいなくなっていたみたいだから、今ごろは庭の住人だね。良かったね!
それにしても、動物の底力にはいつも驚かされるな~とまたまた同居人は感心。だって、暗い冷蔵庫に数日間も一人でいたんだからね。私だったら絶対無理だわ。
今日仕事に行く前に、庭をブラブラしていたら、面白いお花を発見。岩から生えてるのだけど、なかなか綺麗!岩から生えるというのも、かなりたくましいよね。明日になったら、隣人をその花のところに案内して、なんとかという植物名をあてるアプリで調べてもらうんだってさ。
同居人が仕事が終わって帰ってきたのは、深夜零時過ぎ…車から降りたとたん、庭に満ちる銀木犀の甘い香りと天空から降り注ぐ月の光が、なんとも素敵だったんだって。 あのカタツムリも庭のどこかで見てるかな。こんな夜がずっと続いたら、いいのにね!