100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

香りの庭

今朝は寝室の前で待っていたら、ほどなくして起きてきた同居人…私をひょいと抱き上げ、肉球と耳先の温度を調べて「肉球も冷える朝」と一言。それから鼻をひくひく…どうも昨夜あたりから、廊下にも銀木犀の香りが満ちていて、周囲が一段とゴージャスな空気になっているらしい。

もしかして…と外へ出てみると、やっぱり!今度は、庭の奥にある金木犀が咲いていたんだって!今年は剪定しすぎて花はもう無理かと諦めていたのに、植物の底力ってすごいよね~としきりに感心してる同居人。日当たりの加減なのか、我が家では銀木犀が咲いた1~2週間後に金木犀が咲くという開花スケジュールみたい。

ということで、今週末は金木犀のお花を収穫することにしましょう。「金銀味比べ」といきたいところだけど、肝心の白ワインがない。でも、今度はホワイトリカーと氷砂糖で漬けて、純粋な香りを楽しむことにしようかな…と、ウキウキしだした同居人。楽しみなことがあるって、いいよね!

底力といえば、小さなミモザを容赦なく食べまくっていた数匹の青虫は、ほぼみんな旅立ったと思っていたんだけど、今日改めてじっくりミモザの枝をみたら、枝にとりついてサナギになっていたんだって。調べたらキチョウっていう、黄色くて可愛い蝶々になるみたい。サナギから、うっすら黄色が透けている個体もあったりして。現在とりついている青虫はあと2匹くらい?比較的早くサナギになるみたいだから、今ある葉っぱでギリギリ足りるかな。あと少しの辛抱だから、がんばれミモザ!

 

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金木犀

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ミモザ

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