100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

切なさと愛しさと

今朝、「お昼には一旦、ご飯食べに帰って来るから。その時に遊んであげるから。絶対、お昼には帰って来るから」と言って出ていった同居人が、待てど暮らせど帰って来ず、結局帰って来たのが23時…

なんでも、午前中の用事が予想外に長引いて、お昼休憩に家に帰る時間がなくなってしまって、そのまま午後からのお仕事に突入したんだって。それで、「待たせたお詫びに」って、久しぶりのちゅるちゅる(チャオちゅーるっていう液状おやつ)をくれたの!味も選ばせてくれて、日本海カニ味かマグロ味かで、迷ったけどマグロにしたよ!

嬉しくて嬉しくて、高音のゴロゴロを出しながら高速ペロペロ…あ~もう、幸せ♪幸せな時間はあっという間って、こういうことを言うのよね。駄目元で、「もう1本!」ってねだってみたけど、やっぱりダメだって。ケチー!

最近TVで、キャットフードには見向きもせずに人間用ドーナツにおもむろにかぶりつく太りすぎの猫を見て、衝撃を受けた同居人は、何事もほどほどが良いと改めて思ったらしい。ちゅるちゅるは、私と同居人を結びつけた魔法のアイテムで、これがなかったら永遠に距離が縮まらなかったかもしれないわけだけど、あまりに大好きだから、これくらいでちょうどいいんだってさ。私にしたら、全然足りないけど?

でもね、今夜は寝る前にリボンでたくさん遊んでくれたから、まあ良しとしよう。今朝、リボンの所に座ってアピールしていたのに、遊ぶ時間が全然なかったから、お詫びだって。

毎日、家を出る時に私がリボンの所に座って、じーっと静かに見上げると、同居人はたまらなく切ない気持ちになるらしい。もうどこにも行かないから!って言いそうになるのをこらえて、家を出るんだって。その時の私って、そんなに物言いたげな顔してるのかな?

 

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