100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

映画鑑賞・その1

基本的に、邦画よりも断然洋画派の同居人は、かつてはいろんなジャンルの映画を幅広く観ていたけど、仕事に疲れはじめてからは専らアクション映画ばかりを観るようになったんだって。理由は、白黒がはっきりしていて、刺激的で爽快だから。

ちょっとでも複雑な人間関係を扱う作品は、疲れた脳が受け付けない。かといって、あまりに単純すぎるアクション映画も嫌。それで、なかなかハマる作品に出会うのが難しいんだって。今までのお気に入りは、『ニキータ』『マトリックス』『イップ・マン』。まだちょっと先だけど、『マトリックス4』は、今から公開が待ち遠しいんだって。

ちなみに、田舎に移住してからは、全然仕事に疲れなくなったから、アクション映画じゃなくても大丈夫になったんだって。そもそも、テレビもNHKと民放合わせて4チャンネルしかうつらなくなったし、TSUTAYAは微妙に遠いし、町に映画館は一軒もない、刺激とは無縁の生活。けど、それで全然困らない同居人。学生時代から使ってる、驚異的に小さなAQUOSで、たまにTVやDVDを見るだけで満足。

一方、映画好き&超TVっ子の隣人は、年末年始の連休にこちらで優雅に過ごすために、大きなテレビにドドーンと買い替えて、いっぱいチャンネルのあるケーブルTVに加入して映画をたくさん観たい!と主張。今日も、2人の話し合いは平行線だったけど、結局、TVは今のが壊れたら買い替える&ケーブルTVには次回の加入キャンペーンの時に加入するってことになったんだって。

さて、そんな刺激の少ない生活を送っている同居人のために、今日隣人が借りてきたDVDは、アクション映画の『ANNA(アナ)』。あちこち『ニキータ』に似てるな~と思いながら観ていたら、 監督が同じリュック・ベッソン氏だったから、なるほど納得…という感じだったんだって。久しぶりに観たアクション映画は、やっぱり最高!

『ANNA(アナ)』は物語のスケールが大きくて(KGBとCIAが絡むから)、スピード感があって、スタイリッシュでアクションシーンもかっこいい。だけど、同居人としては、『ニキータ』のヒロインの「束の間の平穏を楽しむ無邪気さ」と「冷酷な暗殺者にさせられる理不尽さ」のギャップを思い出して、もう一度『ニキータ』を観たくなったんだって。

 

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ストーブの前はポカポカで最高!

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