同居人は小学生の頃、なぜかたくさん習い事をしていたんだって。ピアノ・水泳・書道・絵・そろばん・合唱団…一週間が習い事で終わってしまって、友達と遊べる日がほとんどなかったから、その当時は、練習嫌だな~お稽古サボりたいな~って思ったこともあったらしい。
だけど今となっては、お稽古事のおかげでいろんな経験や出会いに恵まれたし、お稽古事への敷居が低くなったから、やってて良かったと思うらしい。
大人になってからは、自分の意思で習い事をするようになって、一番長いピアノに加え、ジャズピアノ、加賀太鼓、そして久しぶりの書道、憧れのギターと着付けとパン作りも習ってみたんだって。
今までやってきた習い事のうち、一番難しかったのはジャズピアノ。二番目に難しかったのは、着付け。この二つに関しては、もしかしたら向いてないのかも…って思いつつ、移住後も懲りずに、着付けを習ってるんだって。本当はヒップホップダンスもやりたいけど、隣人に全力で止められてるらしい。
で、今日は着付けの日。褒め上手でとってもお洒落な先生に、毎回個人レッスンで教えてもらうんだけど、レッスンのペースは1ヶ月に1~2回だし、物覚えが悪いくせに家では何もしないから、行くたびに忘れてる。そんなダメダメな同居人だけど、今日は少しうまく着れたんだって。それに、その道のプロともなると、生き方に学ぶところがたくさんあるもので、それは着付けの先生も例外ではなくて、今日も素敵な2時間だったらしい。良かったね!
それにしても、着付けの先生のお庭にあるガウラ(白蝶草)は、9月から咲いているけど、今日もやっぱり綺麗に咲いていたからびっくりしたんだって。同居人の中では、花期が長い花といえば百日紅だったんだけど、ガウラはさらにその上をいきそうなんだって。ガウラがお庭にあったら、冬の庭も華やかだろうな~!