100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

布団の国の誘惑

今日の同居人はいつにもましてお寝坊。寒すぎてお布団からでたくないらしい。やっと目を開けたと思ったら、「雪、積もってる?」って聞いてきたよ。いいえ、全然積もってませんよ。だから早く起きて!って私の鼻を同居人の頬に押し当てたら、「冷たーっ!!」って、またお布団に潜り込んじゃった。

お昼になって、ようやくしぶしぶ起きた同居人。仕事前に、蔵から雪かきアイテムをひっぱり出してきて、あちこちに配備。これで、この冬を乗り切れるはず!でも、あれこれやっていたら、お昼ごはんを食べる時間がなくなって、車を運転しながらカップラーメンをすするはめになったらしい。もうちょっと早く起きたら良いのに…そういえば、朝の8時までにやらなきゃいけないゴミ出しも、最近は苦痛で苦痛で仕方ないらしい。

そうそう、実は、同居人は雪が積もってるか積もってないか、だいたい外を見なくてもわかるんだって。明け方に目を覚ました時に、外の音が消えて妙に静かな時は、しんしんと雪が降り積もっている合図。今日みたいな日は、水滴の音がしたし、外のいろんな音がちゃんと聞こえたから、そんなに雪はないだろうって予想してたんだって。

仕事から帰る頃にはまた再び雪。今度はちょっと積もりそう?明日は資源ゴミの日で、ためちゃってるのがあるから捨てに行かなきゃいけないけど、雪を理由に寝ててもいいかな…ってやる気のない同居人。布団の国が、同居人を呼んでいるらしい。

布団の国には二つの湯タンポがあって、一つは同居人が20年近く愛用している湯タンポ。これは、スイスにホームステイしていた時にお土産でもらってきたもので、だいぶ使い込んでフリース部分がボロボロ。もう一つは猫型湯タンポ…これはつまり、私のこと。電気毛布とかホットカーペットも準備してあるけど、断然湯タンポが好きなんだって。朝、それぞれの温もりを皆でわけあう感じがいいらしい。電気毛布だとずっと一定の温度だから、つまらないらしい。で、そんなことをうだうだやってるうちに、布団の国から出られなくなるんだってさ。良いんだか悪いんだか…

 

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湯タンポと猫型湯タンポ♪