100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

甘酒で始まり甘酒で終わる

今朝の同居人は5時起き。いつも日曜日は朝の6時からお仕事で、だいたい5時15分に目覚ましをセットするけど、今朝は雪が積もっていたら大変だからいつもより早く起きたんだって。でも結局、積雪量は大したことなくて安心した同居人は、マグカップに甘酒を入れてそれを温めたやつをすすりながら職場へ。

職場にていろいろやっていたら、帰りが22時すぎになったらしいんだけど、お家に帰ってきたら、また甘酒に今度は生姜をすりおろして加えてレンジでチン。生姜風味もいい感じで、暖まりますな~♪だってさ。私も甘酒に興味津々で、マグカップに頭突きしてみたら、甘酒が傍らの着物の上にこぼれちゃった。洗える着物だったからセーフなんだって。

同居人の甘酒好きは、どうやら学生時代から始まったらしい。学生時代は自転車サークルに入っていて、京都近郊をあちこち自転車で巡っていたらしいんだけど、サークルに入って間もない頃に京見峠という峠をのぼることになってめちゃくちゃしんどい思いをしたんだって。その後、峠を越えたところに一軒のお茶屋さんがあって、そこで休憩することになったらしいんだけど、その時に出てきた甘酒のなんと美味しかったこと!ほのかに生姜が香り、疲れも吹き飛んでほっこりしたんだって。

そういえば、厳寒の時期に、北海道の網走刑務所を見学した時に飲んだ甘酒も美味しかったらしい。寒さと歴史的場所の持つ重みで、すっかりかじかんだ気持ちが、少し和らいだ気がしたんだって。

神社の初詣に出ている甘酒も大好き!新年に、焚き火で暖をとりながら紙コップの甘酒をすする…最高♪

甘酒といえば、このお家を買ったときに、前のオーナーさんがオススメの甘酒を同居人にプレゼントしてくださったんだって。同居人とは初対面だし、甘酒好きだなんて知らないはずなのに、不思議!その人は、このお家の三代目オーナーさんになるわけだけど、その話はまたいつか。

さて、もう一杯、今度は違う種類の甘酒をいただいてから、寝るとしましょうかね…だって。たまたまかもしれないけど、今日の同居人は過労なはずで、いつもなら船こいでる時間なのに、全然元気いっぱいなんだって。これはもしや甘酒パワーかな?!

 

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優しい甘さが◎