100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

映画鑑賞・その2

隣人が、久しぶりにアクション映画を借りてきたというから、何かな~と思ったら、『ランボー ラスト・ブラッド』。そう、あの『ランボー』シリーズの最新作だって…といっても、同居人はそれまでの作品をちゃんとみてるわけじゃないから、筋肉ムキムキのシルベスタ・スタローンが、戦場で機関銃をぶっぱなしてるイメージしかなかったらしい。

そしたら、今作の舞台はメキシコ国境に近い場所で、ランボーは軍人を引退し、親戚だか友達だかの牧場で、馬の世話をしながら暮らしてるっていう設定だったから、最初ちょっとびっくりしたんだって。

それに加えて、ランボーが牧場の地下を掘りまくって作った広大な秘密基地で、熱心にナイフを鍛練しているのが強迫的に思えたし、時折PTSD症状らしきものも表現されていたりと、全体的に暗くて重い感じ…

で、その牧場に出入りする美しい娘(ランボーが父親がわりに育てている)がメキシコの犯罪組織によって拉致され傷つけられ、なんとか救出したけど時遅しで結局亡くなってしまったことで、ランボーの怒りは頂点に。戦闘モードに入ったランボーは、その犯罪組織を束ねる兄弟相手に、暴力の限りを尽くして復讐するんだけど、それにしても、暴力的…

同居人は、深淵を覗く者は自分もまた深淵に覗かれているという、ニーチェの言葉を思い出したんだって。

 

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ん?なに?