100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

乾杯っちょらい!

昨年は最後までバタバタで、年越しそばも冷蔵庫に入ったままで、おせち料理も数の子の塩抜きしかやってないけど、何はともあれ、こうして新年を迎えることができて良かったな…目覚めてすぐ、新年一発目の私のお届け物(ライオンのぬいぐるみ)を枕元で見つけて、同居人はこう思ったらしい。

庭はすっかり雪に埋もれたので、もはや同居人は外に出る気なし。雪吊りと雪すかし(雪かき)のしすぎでダウンしている隣人はそっとしておいて、友人からのメッセージに目を通していると、母子2人暮らしなのに10人前くらいの豪華な手作りおせちをテーブルに並べた写真があって、こんなにぐうたらしてちゃいけない!って急に覚醒したらしい。それで、お昼過ぎから2時間かけて、お重3段分のおせち料理を作ったんだって。といっても、その料理上手の友人が計画的にちゃんと作ったのと違って、同居人のは完全に思いつきだから、中身も作りながら考えていたよ。

かまぼこと酢だこは切っただけ、数の子は塩抜きしただけ(→もう半分は味つき数の子にして明日以降に食べる)、そして、エビは塩焼きに、紅白なますは柚子の器に入れて、空きスペースにはこれまた柚子の器に大葉のニンニク醤油漬け。栗きんとんの代わりに、はてなブログでレシピを知った、リンゴとさつまいもの重ね煮♪

そして、今回同居人が初挑戦したのは、田作り。今まで田作りってそこまで好きじゃなかったらしいけど、先日職場でめちゃくちゃ美味しい田作りを食べて、いいな~って思ったんだって。レシピを調べたらいろんなアレンジがあって、同居人が今回作ったのは「マーマレード田作り」と、「キャラメルナッツ田作り」の二種類。二つともクルミが入って、洋風の味付け。

前者は、くるみとごまめをレンジで一分チンして水分をとばしたら、煮詰めたマーマレード醤油に投入するだけだから、約5分で完成。さすが平野レミさん。

で、後者はナッツのほかにドライフルーツを入れなきゃいけないけど、ないから、シリアルをほじくってドライフルーツの欠片を取り出して代用。15分ほど丁寧に炒ったごまめと、ナッツやドライフルーツを、べっこう飴一歩手前の状態に煮詰めたお砂糖にバターを加えたものに投入。結果、なんだかお菓子のような田作りになったらしい。でも、それはそれで美味しくて、つまみ食いの手が止まらなくなったんだって。

3段分のお重を埋めた時点で、同居人はもう十分満足。全てのお料理を素敵にまとめたのは、黒龍酒造さんの「いっちょらい」。あとで調べたら、テイスティングコメントに「夏のスイカの香り、奥底にサルビアやオシロイバナの香りがする」みたいなことが書いてあって、どれも同居人の好きなものだけど、そんな香りしたかな?だいたい、サルビアの香りってどんなの?…って思ったらしい。でも小瓶ですぐ飲んじゃったから、検証は大瓶でまた今度!

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柚子と大葉の香り!
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私がぐっすり寝てる間に…
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庭はすっかり雪に埋もれちゃった!