100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

年賀状じまいについて考える

同居人が大晦日に送った年賀状は、首都圏にはようやく昨日届いたみたい。そして、九州には今日。

前回のお正月は、結局年賀状が間に合わなくて全部寒中見舞いをお返ししたからか、それともコロナや年賀状離れの影響からか、今年はちょっと少なめだったらしい。で、今日以降に来るのは、きっとお返しの年賀状。

すごく仲良かったのに今では連絡先もわからない人や、当時はそこまで仲良しってわけじゃなかったけど、ずっと毎年年賀状をやり取りしてる人もいて、同居人は毎年ちょっと不思議な気持ちになるらしい。だけど、たまに年賀状が新しく増えると、それはそれで嬉しいらしい。

一方、もともと年賀状が嫌いな隣人は、年々枚数を減らして、今年は葉書を買ってあったのにとうとう1枚も書かなかったんだって。仲良くもない親戚とかずっと会ってない友達に年賀状を送る意味がわからないと言う隣人と、たまにやりとりする意味はあると思う同居人とで、完全に意見がわれるらしい。

でも、昨日、職場の上司に新年の挨拶をした同僚が「年賀状ありがとうございます。うち、年賀状じまいをしたもので…」って言っていて、へぇ~!と内心驚いたんだって。ちなみに、その上司からの年賀状は、同居人のもとにも元旦に届いて、添え書きも三行くらい、おそらく全職員に違う文面を書いているのに(上司の奥さんは郵便局員さんらしい)。せっかく年賀状を送ってくれた人、しかも上司に、口頭で挨拶を済ます勇気が同居人にはまだないらしい。

一方、サービス付き高齢者住宅に入居中の義父には3枚しか年賀状が届いてなくて、その内の1枚は人違い。もう1枚は郵便局からので、残る1枚はその介護施設から。さらに、人違い(おそらく、以前入居していた人?)のものも、病院からの年賀状で、同居人としてはちょっと複雑な心境になったらしい。

そういえば、同居人の両親はここ何年も「今年で年賀状じまいをします」と書き続けて、未だに軽く100枚近くの年賀状を書いているのはなんでだろう?

同居人がもしこの先80歳や100歳になったら、誰とどんな年賀状をやりとりしてるのだろう…そもそも、年賀状という習慣は存在しているのか?年賀状の有無や枚数に関わらず、人とのつながりは、いくつになっても大切にしたいと改めて思ったんだって。

 

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雪が溶けてきた!

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サツキの真ん中の凹みは気になるところ。

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近所のコンビニに行った際、向こうから近寄ってきたハクセキレイ

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あ~、伸びると気持ち良い!