100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

晴天にミゾレ逝く

今日、同居人が仕事に行く前に文鳥の餌やりをしようとしたら、お水の容器の手前でミゾレ(文鳥の名前)が落鳥しているのを発見。もう、その時には既に冷たくなっていたんだって。

少し前から、ミゾレが外にでてこないな…と思って気になっていた同居人。でも、巣の中で卵を抱いているのかも…と思って、無理やり覗かなかったことを後悔。同居人が雪にかまけているうちに、もしかしたら病気で弱っていたのかも…と思うと、ロイヤルミルクティ(残された一羽)が鋭い声で鳴くたびに、胸が痛むらしい。

しかも、この雪で地面がなくて、ミゾレを埋めたくても埋められない。仕方がないから、タッパーに入れて寒い玄関に置いて、雪がとけるのを待つことにしたのだけど、隣人からは冷凍した方がいいと言われ、もうどうしたらいいかわからずぐちゃぐちゃの気持ちになって、とりあえず明日のお昼までは玄関に置くということに決めたんだって。

それにしても、ロイヤルミルクティは前回チョビを見送り、今回ミゾレを見送り、どんな気持ちだろう…と思うと、またいたたまれない気持ちになる同居人。前回ロイヤルミルクティは、チョビの落鳥を明け方にたくさん鳴いて知らせてくれて、埋葬後も鋭い声で鳴き続けて落ち着かなくて、それで新しく、チョビと同じ並文鳥のミゾレをお迎えしたんだって。ちなみに、ミゾレは胸にうっすらとミゾレの様な白い点々模様があるのが名前の由来。

ミゾレが来た初日は、二羽の籠を別にして隣同士に置いて、2日目以降に籠の入り口を開けてどうなるかみていたら、ミゾレがロイヤルミルクティの籠に自分から入って、ロイヤルミルクティもミゾレを受け入れたんだって。以後ほとんど喧嘩することなく、仲良く鳥の世界に暮らしていた二羽。

雛から育てて手のりにしたはずなのに、人懐こいチョビやおっとりしていたミゾレと違って、神経質で警戒心が強いロイヤルミルクティ。でも、本当は寂しがり屋のロイヤルミルクティ。このまま独りはかわいそうだけど、パートナーを見送る繰り返しというのもかわいそう…

今日は久しぶりの良い天気だったけど、同居人の心は全然晴れなかったらしい。

 

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ぼびさん、ちょっとストーブにくっつきすぎでは?

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え?