去年、初めてチャーシューを手作りしたら普通に美味しくて、作り方も案外簡単だということがわかった同居人。それ以来、時々スーパーでかたまりのお肉を見ると、血が騒ぐんだって。
今日は、少し前に買ってあったバラ肉を、出勤前にチャーシューに調理していたよ。だいたい1時間半あればできて、あとは半日以上冷蔵庫で味を染み込ませれば完成。
同居人がいつも使っているのは、こじまぽん助氏のチャーシューのレシピ。なんでかというと、レシピが簡単でわかりやすいということもあるし、その文章が所々面白いし、なんとなく励まされながら作る感覚があるから。
例えば、お肉を茹でた後の焼きの行程で「強火でジューッとね!」とか、そのあと余分な油を拭き取る行程では「あんまり神経質にならず。テキトーで大丈夫!」とか、味付けの行程ではお砂糖を「どど~んと。結構入れるよ!」とか、全てがリズミカルな文章で、それでいてコツを教えてくれていい感じ♪
そして、同居人が一番気に入っているフレーズは、最後にお肉とタレを入れて密閉する行程「ジップでロックだ!」。今回はとりあえず、なんの予定もなく、ただ、チャーシューを作るためだけに作ったから、いつ食べるつもりなのかは不明。ただ、同居人は「ジップでロックだ!」のあと、冷蔵庫にそのジップロックを丁重に入れて、かなり満足して仕事に出掛けたよ。
普段、人(隣人以外の人)に物事を説明するとき、なるべく丁寧に細かく…と無意識で思ってしまう同居人だけど、リズムに乗ってポイントおさえつつ、緩急つけた簡潔な説明っていうのも、なかなかいいもんだなって思ったらしい。