「今日は雛祭りだから…」と言って寝坊助の同居人がおもむろに取り出したのは、少し前に買って保管してあった米麹。今日はこれを使って、手作り甘酒に初挑戦するんだって。
まずは、説明書にある通り、400gの米麹に400mlのお水を加えてほぐしてから、炊飯器で7時間保温して発酵させる。炊飯器は13時にセットしたから、そこから7時間後というと20時。この時、炊飯器の蓋はせずに、上をタオルで覆うのがポイントらしい。同居人いわく、米麹ってなにもしないうちは食べても硬いけど、香りは既に甘酒っぽいらしいよ。
7時間後、タオルをどけてみると…なんか、真っ白だった米麹がうす茶色になってて、一瞬これは失敗したのか??って思ったらしいんだけど、とりあえず恐る恐るスプーンでかき混ぜてみたら、下の方は白くて、立ち上る香りも悪くない。試しにちょっと食べてみたら、所々硬い粒もあるけど、もう少し放置したら柔らかくなりそう…ということでさらにもう10分保温。
そこから、発酵を止めるために米麹を小鍋に移し、お水とお塩少々を入れて石油ストーブの上でかき混ぜながら加熱。お水を加えたら全体的に白っぽくなって、ちょっと甘酒らしい見た目になったからほっとしたらしい。お味は?
甘酒マニアの同居人は、これまでいろんな甘酒を飲んできたけど、今まで飲んだ甘酒のなかで、なんと今回のが一番濃くて美味しかったんだって!それで、これからはできるだけ手作りすることに決めたらしい。こんなに簡単に手作り甘酒ができるなら、なんでもっと早く挑戦しなかったんだろう…とちょっと後悔もしたらしい。
これからも、いろんなことにどんどん挑戦したら、良いことあるかもよ!