山菜料理研究家っていうのはいそうだけど、フキノトウに特化した料理研究家はいるのかな?同居人はひそかに、フキノトウ料理研究家になろうかな…と思っているらしい。
今日作ったフキノトウ料理は全部で4品。採りたてのフキノトウなら、茹でずに直接炒めたり、天ぷらにしたり、ご飯に炊き込んだりするんだけど、ちょっと時間がたってあくがでてそうだったから、今回は全部さっと茹でて冷水で色止めして、かたく絞った状態のを使ったらしい。
一品目は、おひたし。めんつゆをかけるだけ。苦味が強く感じるので、量はちょっとだけ。これは、苦味を楽しみたい人にはいいけど、もう少し研究の余地がありそう。
二品目は、酢味噌和え。これからが旬の地物のホタルイカを見つけたから、それと一緒に。フキノトウは香りが強いから、ホタルイカの濃い味にも負けず、かつ素材の味をうまく引き立ててくれる気がして、同居人としてはこういう海鮮とコラボした酢味噌和えが一番好きなんだって。
三品目は、フキノトウ味噌。茹でたフキノトウを細かく刻んで、それと同じくらいの量のちりめんじゃこと一緒に胡麻油で炒めて、そこに、味噌・酒・みりん・砂糖を投入。調味料の割合は5:3:2:1くらい?まあお好みにあわせて、味噌や砂糖をお酒やみりんでよく溶いてから投入するのがポイントらしい。水分がなくなるまで炒める。
これ、結構味が濃くて数日はもつから、ご飯にまぜたり、冷奴や焼いた厚揚げや油揚げにのせたり、マヨネーズとあえて野菜や白身魚と一緒にホイル焼きにしたり、色々アレンジを楽しめそうなんだって。もちろん、そのままお酒のあてにしてもいいし。中でも同居人が好きなのは、お茶漬け。ご飯にのせて、上からお湯をかけるだけなんだけど…最高♪シンプル・イズ・ベストだね!
さて、四品目は、色の綺麗なフキノトウを選んで糠漬けに。どんな味になるのかな?同居人もまだわからないけど、週末に食べるのが楽しみなんだって。うまく漬かりますように!