100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

幻の伊予柑と危うい記憶力

「伊予柑はまだ届かないの?」と、最近隣人から何度も聞かれている同居人。その度に「まだ。ちゃんと注文したから、もうちょい待って」と答えていたけど、あんまり何度も聞かれるから、ふと自分の記憶力に自信がなくなったらしい。

それはちょうど、こんな感じ。仲良しの友達に「前、金沢に遊びに行った時に一緒に文旦(同居人の大好きな柑橘類)食べたよね~」って言われて「あれ?そうだったっけ?」と思った時。あるいは、運転免許証の更新時に、昔、教習所で一緒に頑張って免許をとった山田さんに会えるかもと思いつつ全然会えなくて、ふと「あれ?そもそも『山田』だったっけ?」って思った時。

幻の伊予柑は、結局、過去のメールの送信記録を確認したら2月24日に確かに注文していて、同居人は自分の記憶が正しいことがわかって一安心だったらしい。糖度をあげるために熟成させた特別の伊予柑らしいから、届くまでにちょっと時間がかかるのかもね。もう待ちきれない隣人は、明日スーパーの伊予柑を買って、伊予柑ロスから脱出することにしたらしいよ。

それにしても、ここ数年、特に移住してきてからは、あんまり夢を見なくなった(見てるかもしれないけど、覚えていない?覚えられない?)同居人。毎日ぐっすり熟睡している証拠なのかもしれないけど、あまりにも夢を見ないから、もしかしたら加齢による記憶力低下?って心配になってきたらしい。一方の隣人は、変な夢や悪夢を相変わらずたくさん鮮明に見ていて、理路整然と説明できるんだって。不思議だね!

 

f:id:gobuichikun:20210316202224j:plain

f:id:gobuichikun:20210316202245j:plain

f:id:gobuichikun:20210316202259j:plain