今朝もフキノトウの収穫に追われていた同居人。庭のフキノトウも最後の方で、ラスト一回の収穫で今シーズンが終わりそう。今日は保護区以外の場所も巡回したら、池の横にある灯籠付近にこっそりたくさん出ていて、そのほとんどが、もう花になっていたらしい。
そう思うと、フキノトウが楽しめるのは、出始めからラストまで約2週間ってことかぁ…改めて、貴重な春の味覚なんだね。いつも美味しい物をくださる近所の人が、ちょうど隣の畑にいたから、またフキノトウを差し上げたら「畑のフキノトウはもう終わりがけで花が咲いちゃってたから、これでフキノトウ味噌を作るね」って喜んでもらえたらしいよ。良かったね!
「お礼に」ともらったのは、採れたての冬ごし白菜。雪の下にあったから、炒めても漬けものにしても甘いらしい。小さなナメクジの赤ちゃんが白菜の上を歩いていたから、「白菜より苦いかもしれないけど、かわりに庭の雑草食べておくれ」と庭に放したらしい。
雑草といえば、この春はどうも庭のツクシが少ない気がするんだって。スギナを天敵とみなして容赦なく抜きまくる隣人と、ツクシが好きな同居人でこれも毎回バトルが繰り広げられているよ。フキノトウとツクシの生えるエリアはほぼ重なるけど、フキノトウ最大の保護区である池の中にはツクシは生えないらしい。同居人が愛するツクシは、これから一気に生えてくるのかな?
ちなみに、ツクシが成長するとスギナになると長年思い込んでいた同居人。この庭ではじめて、スギナは最初からスギナとして生えてくることを知ったらしい。今日とったツクシは初物。卵とじにするんだって♪
同居人曰く、ツクシは、地面の近くで斜めから見ると、見つけやすいらしいよ!同居人がドングリや貝の採集や山菜の収穫に喜びを感じるのは、人類の進化の中でも残っている狩猟採集時代の記憶かもね…