100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

自分で茹でようホタルイカ

同居人が生のホタルイカを初めて見て買って食べたのは金沢にいた時。初めて見た生ホタルイカは、見慣れた茹でホタルイカより随分大きかったけど、それを開いてお刺身にしてあるものは、口の中ではとても小さく感じて、なんとも繊細な味わいだったらしい。大阪では、さっきまで生きていたホタルイカを食べたこともあって、ほんとは生きたまま食べるメニューなんだろうけど誰もその勇気がなくて、後で食べたらとても甘くて驚いたらしい。さすが食い倒れの街だね。

だけど、まるごと生ホタルイカを食べるのは、寄生虫を取り込む危険性があるらしいということを、今日初めて知った同居人。なんでも、今日は2軒のスーパーに行ったらしいんだけど、どちらにも生ホタルイカが売られていて、それぞれ店頭のポップに「当店では生食はアニサキスの危険があるため茹でることをオススメします」「茹でてください!」と書いてあったらしい。お店のポップにはそう書いてあったけど、アニサキスってホタルイカのサイズからしたら結構大きいよな~と思って同居人が調べたら、正しくは「旋尾線虫の幼虫」らしい。症状はアニサキス並みの激痛らしいから、生のホタルイカを内蔵ごと食べるのは危険だね。

1パック買って数えてみると45杯入っていたんだって。それで150円。その半分を茹でてフキノトウと酢味噌でいただき、もう半分は一昨日いただいた冬ごし白菜や香味野菜と一緒に炒めてみたんだって。ちなみに、同居人が生ホタルイカを買って自分で茹でたのは今回が初めて。

ホタルイカのゆで方は、店頭の案内にあった通り、少しお塩をいれたお湯で2~3分茹でればOK。口当たりを良くするために、茹でたあと目玉を取り除いていたけど、ホタルイカと白菜炒めの方は目玉はそのままにしていたし、わざわざ取らなくてもそこまで気にはならなかったらしい。

それに、自分で茹でたホタルイカのなんて美味しいこと(^q^)イカの耳(えんぺら)がピンと立って、胴体はぷりっとなって、市販の「茹でホタルイカ」にありがちな臭みも全くなかったらしいよ。これからは、生ホタルイカが手に入ったら毎回自分で茹でよう…って思ったんだって。

イカ白菜は隣人が開発したメニューなんだけど、輪切りのイカを使う場合と違って、ホタルイカの場合は丸ごと投入するから、全ての旨味が冬ごし白菜に染み込んで、なかなかの美味しさだったらしいよ。この時期だけの旬の味、感謝だね!

 

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兵庫県産。

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手前がイカ白菜。味付けは香味野菜や塩やお醤油。奥の小鍋で茹でられているホタルイカたち。

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完成♪

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お手々が、ニュッ!