100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

文旦の 香りで吹き飛ぶ 小さな悩み

同居人は最近、友達から立派な文旦をいただいたんだって。文旦は土佐の柑橘類。昔サイクリングサークルで四国をめぐった際に初めて食べて以来、同居人の大好物になったらしい。隣人は、自分がこよなく愛する伊予柑と比較して、「文旦はジューシーじゃないし甘さ控えめだから嫌」っていうけど、同居人としては、文旦のカリカリした食感と爽やかな甘味が、何とも言えないらしい。

それで、今回いただいた文旦に入っていたしおりで同居人が初めて知ったのは、文旦は春の柑橘だとばかり思っていたけど、真夏以外の時期なら、実は四季折々の文旦があるらしいということ。その農園だけなのかもしれないけどね。でも、そうとなればぜひ食べてみたいよね~♪

さて、美味しく実を完食した後、しおりに書いてあったレシピをもとに、余った分厚い皮でマーマレードを作ることにした同居人。お得意の石油ストーブでコトコト…。二日間かけてお鍋の水の量は半分になったけど、お砂糖が少なくてなかなか固まらない。夜中にじーっとマーマレードの行く末を見守る同居人。お鍋はコトコト…同居人と私はウトウト。

こんなことをしていたら、最近のちょっとした悩みなんて吹き飛ぶ感じがするらしい。石油ストーブがなくなったら、同居人はどうするんだろう?と心配になるくらい、毎日癒されてるよね。ま、私もだけどね!

ちなみに、同居人の最近のちょっとした悩みは以下の通り。庭のバケツにボーフラがいっぱいいたこと、沈丁花の移植のこと、マーマレードが固まらないこと、書類仕事がたまってること、新しいお財布のカード入れが案外少なかったこと、朝起きられなくて資源ゴミを出しそびれていること、私に起こされてやや睡眠不足なこと、雛人形をまだしまってないこと、物が多くて玄関とクローゼットが片付かないこと、隣人用に注文した伊予柑がなかなか届かないこと。

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白い皮を削り取ってから細切りにして、一晩お水にさらす。水が黄色くなるよ!水を何度か替える。

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コトコト…

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コトコト…

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キリッ!そういえば、私の前の名前はキリだったよ。前のオーナーさんいわく、「キリっとした顔だったから」だって。

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ゴロゴロが止まらにゃい!

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早速お財布が届いた!

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冬ごし白菜の中心からお花?