100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

夜更けの梅仕事

お仕事から帰って来てから、同居人が急いで取りかかったのは、前日に庭で収穫した梅の計量。あく抜きのために、一日水につけておいたら、ちょっと長くつけすぎたのか、色づいたり痛んだりしちゃったから、それらは「青梅の甘露煮」に。もともと品質がイマイチだったこともあって、これに分類された梅は2㎏。使ったお砂糖は1.6㎏!

煮始める前に、梅のなり口(ヘタみたいな部分)を取り除く作業と、破れ防止のために、梅の実の皮に刺繍針で穴を開ける作業があって、「う~ん、やってもやっても終わらんしサボろうかな」と思いつつ、なんとか全部やりきったんだって。

さんざんあく抜きしたからもうしなくてもいいかもしれないけど、念のため水から煮て50度位で水を捨てること二回。その後、お砂糖とお水を加えて柔らかくなるまで煮るだけ。

それ以外の梅1.7㎏は、2種類の漬け物にしたらしいよ。内ひとつは、ジップロックに塩昆布と一緒に入れて、そこに濃縮タイプの麺つゆと醤油を3:1の割合でひたひたに梅がつかるまで注ぎ入れたら完了。数日で食べられるらしいよ!

もうひとつは、同じくジップロックの中に、梅と塩と少量のホワイトリカー、お茶パックに入れた卵の殻(砕いて薄皮を取り除いて天日に干すか、レンジでⅠ~2分チンしたもの)を入れたもの。これがしばらくしたら、卵の殻の効果で、美味しいカリカリ梅になるらしいよ。どっちの漬け物も楽しみだね!

甘露煮は、梅の実が潰れないように本当はクッキングシートで落し蓋をしながら煮るらしいけど、同居人の家にはクッキングシートがなかったから、いろんなもので梅を押さえていたよ。なぜか、煮ている間にどんどん梅が上に上がってくるから、それを下に沈めながら煮るのが一番難しかったらしいよ(^^;

そんなことをしていたら、いつの間にか夜が明けていたんだって。一粒味見した甘露煮は、傷ありの梅なのに、ほとんど気にならない程の美味しさ☆彡同居人にとっては大変充実した梅仕事だったらしいけど、それをずっと見ていた私は、もう眠くて仕方ない…

 

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これは2種類の漬け物にしたよ。

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なり口をとる際、楊枝は先がすぐ折れちゃうから、刺繍針がいいね!

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青梅の昆布漬け!

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青梅のカリカリ漬け!

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青梅の甘露煮。大量のお砂糖で煮る!

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何かで押さえないと…

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梅が浮き上がってくる!

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なんでかな?不思議。

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何はともあれ、完成\(^^)/

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はあ~。梅仕事って楽しいけど大変だね!おやすみ☆彡