100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

ありがたいけど、ありがたくないもの

これは同居人もあてはまることなんだけど、ちょっとわからない漢字や度忘れした有名人の名前とかをすぐにスマホで調べる癖…これが当たり前になると、その内、脳が記憶することをやめてしまうらしい。というわけで、最近の同居人は、忘れちゃったことはなるべく自力で思い出すことを心掛けているんだって。

さて、昨夜遅くに「この手があった!」と内心大喜びして、明日の朝起きたら隣人に早速教えてあげようと思ったネットニュースがあったんだけど、一晩寝たらそれがどんな内容の記事だったか忘れちゃった同居人。実際の記事を見れば思い出すだろうから、仕方なくネットニュースの一覧をいろいろ見てみたけど、出てこない。気になりつつ出勤して、仕事しながらも時々思い出す努力をしていたら、突然思い出したらしい。良かったね!

さて、そのニュースというのは、兵庫県淡路市の大観音像が国によって解体・撤去されるという内容。ある資産家がふるさとへの恩返しのために建立して、かつては観光スポットとして賑わっていたらしいんだけど、その資産家が亡くなると老朽化がすすみ、近年では倒壊の危機も…そこで国が8億8000万円かけて少しずつ解体することになったらしい。

このニュースになんで同居人が小躍りしたかというと、今度隣人が引っ越す予定の町は静かで小綺麗な住宅街なんだけど、ただ一つ同居人の気にくわないものがあって、それがこの大観音像に良く似た超巨大な像なんだって。しかも、夜には額から怪しげなビームが出るとか出ないとか?同居人はその像を見るたびに全く落ち着かない気分になるから、できれば早く解体してほしいと思うけど、特に老朽化してるわけじゃないし、所有者も国ではないみたいだから、今は無理…でも、もしかしたら数十年後には…と、ちょっと希望が見えた気がしたらしい。

実は日本全国各地に、お金持ちや志のある人によってこういう「ありがたい系」の巨大な像が建立されているらしいよ。奈良や鎌倉の大仏くらいしか知らなかった同居人としてはびっくり!

ちなみに、北陸地方は雷が多いから、隣人が住む町の像は年間10回くらい雷に打たれているらしく、その意味では、近隣住民を守ってくれる本当にありがたい存在なのかもしれないけど…

 

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ギボウシが咲いたよ!

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入浴中のカエル♪

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足元に転がってる梅の実を見て、この木も梅だったと気づいたらしい。完全に実を取り忘れた…

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足元に転がる梅の実。

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カエルにしたらサウナみたいな感じかな?