隣人が引っ越したから、荷解きの手伝いとご近所への挨拶まわりをしにいった同居人。この住宅街は、もとはといえばある住宅メーカーが関西方面で別荘地として売り出したらしい。だから住人には、京都とか大阪とか、関西の人が多いんだって。それを教えてくれたのは、同じ班の班長さん。へぇ～、どおりで高原の別荘地的な雰囲気が漂ってる感じ…
隣人の家も含め、その住宅街にある家の多くは、そのメーカーが当時まとめて作ったものだから、なんとなく家の雰囲気が統一されていて、いずれももう築40年くらいたっているわけだけど、最近では空き家も増えてきていて、古くなった住宅が取り壊されて更地になって、そこに新しい住人が入って新築のおうちを建てている場所もあるみたい。
東京をはじめ、都市部の人口は増えているというのに、隣人が住む町は人口が年々減っていて、町をあげて人口を増やす試みをしているみたい。金沢のマンションを売って以来、最近は2年ごとに引っ越しを繰り返している隣人。引っ越し大好きな同居人と違って、隣人はブーブーいいながら引っ越しているらしく、それでも今回の家にようやく落ち着くことになる予定なんだって。同居人としては、どうせなら、楽しく暮らしてほしいなと思っているらしい。
新居の小さなお庭に対して、早速こちらの庭と同じテンションで草むしりや剪定を行った隣人。その結果、庭があまりにも殺風景になってしまったから、バラとムクゲとクチナシを植えたんだって。同居人としては、こちらのお庭で植えきれないカリンを隣人の庭に持ってきて植えてもいいかも…と思うらしい。うん、いいね～d(^-^)
