最近、同居人が隣人の親バカぶりを感じたのは、「引っ越し先の家に出没する虎猫のうんちは、真っ黒ですごく臭くてすぐにハエが寄ってきて、それに比べたら、ボビのは茶色で全然臭くない」と言っていること。
もともと隣人は、私のトイレの始末を「臭いから嫌だ」と言ってやりたがらなくて、ほぼ同居人に任せていたくらいなのに、毎朝トイレをしにくるその虎猫と比べたら「全然臭くない」って言い出したから、同居人としては「いやいや、同じ猫だしそんなに臭いは変わらないでしょ…だいたい、ネコ缶食べたら、ボビのだって黒くなるし…」って苦笑してた。隣人いわく、「野良猫だから、なんか変なものを食べてるに違いない」だってさ。
だけど、最近判明したのは、その虎猫は首に鈴をつけているらしく、実は誰かの飼い猫だったみたい。でも、トイレは必ず同居人の家の玄関先の土の上…朝、隣人が玄関を開けるとすぐ、うんちの臭いが漂ってくるんだってさ。
頭にきた隣人は、同居人のすすめで、猫がいやがる猫避けのトゲトゲプレートを庭に敷いたらしい。だけど、プレートを蹴散らして、真ん中の土に穴を掘ってまたしてあったんだって。それで、隣人は糞の臭い消しの薬剤を1リットルも撒いて、猫の忌避剤というのを散布したらしいんだけど、それでも効果なし。
それで今度は、カレールーみたいな見た目の強力な忌避剤を入手して、それを6個も置いたんだって。この新しい忌避剤はすごい臭いで、ちょっと手についただけで消毒薬みたいな臭いがとれなくなったから、効きそうな予感がしてるらしいよ。今度こそうまくいくといいけど(^^;
でも、虎猫にしたら、隣人が来る前からトイレにしてたんだろうし、ちょっとかわいそうな気もするけど…だいたい、首に鈴をつけていても、ほんとに飼い猫なのかな?もし野良猫なら、隣人が室内で飼えば、トイレ問題は解決するし、きっとその頃には、隣人が虎猫のうんちを誉め出す光景が、同居人には見えるらしい。