100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

輝ける人々・その2

今回のパラリンピックで、パラリンピックというものを生まれて初めてちゃんと観戦した同居人。今までなんでちゃんと見なかったのかと言えば、そもそもスポーツそのものにあんまり興味がなくて、オリンピックもパラリンピックも自分には関係ないと思っていたから。

それが、自国開催となって、NHKでライブ放送を毎日やってるから、自然と見る回数が増えた結果、いつの間にかハマっていたんだって。同居人は、もしかしたらオリンピックよりもパラリンピックの方にハマってるかも?!

特に同居人がハマっているのが、水泳。鈴木選手のすごさはもちろん、いろんな障害をもつ選手たちが、それぞれのスタートのしかたや泳ぎ方を極めて、メダルを争っているらしい。鈴木選手の場合は、生まれつき四肢欠損の状態で、片腕は肘から先がないし、もう片方の腕はあるけど指が3本しかなくて、両足もないから、胴体を自在にくねらせて推進力を得る「蛇のような泳ぎ」が武器なんだって。

さらに、同居人がハマった競技がもう一つ。それは、車イスラグビー。正面からみたらタイヤがハの字に見える特別な車イスに乗って、4人一組でやる競技なんだけど、そのチーム編成が面白くて、4人の障害の重さが一定になるようにしないといけないらしい。チームの中で、障害の重いローポインターと障害が軽いハイポインターが、それぞれの役割をこなし、一丸となってプレイするんだってよ。特に活躍が目立つのは、スピードやパワーを武器に攻撃するハイポインターたちなんだけど、そのかげでは、ローポインターたちがしっかり敵をブロックしたり、味方に道を作ってあげているんだって。タックル時には、車イスごと激しく相手にぶつかるから、時には思い切り転倒。車イスラグビーは、唯一、車イス同士のぶつかり合いが許されている競技なんだってさ!

スポーツ好きな隣人も、今回パラリンピックに目覚めて、走り幅跳びやブラインドサッカーにハマっている様子。まだまだ目が離せないね。これから、できれば毎回ライブで放送してほしいし、毎回応援したいと思ったんだって。

「みんな、オリンピックは見るけどパラリンピックは見ないのは、なんでかね…」生まれつき障害をもっている人が、前回のオリパラの時に寂しそうにポツリと言った言葉を、同居人としては忘れられないらしい。今回のことをきっかけに、パラリンピックのファンがもっと増えたら良いし、できれば毎回応援したいからもっとTVでいっぱいやってほしいし、いつかもっと近いところから試合を観てみたいんだってさ!

 

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車イスラグビー銅メダルおめでとう!めでたいからって、ヘチマのオモチャをもらったよ。

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どれどれ…なんか、良い匂いがする!

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パラリンピックのアスリートたちをリスペクト。これからも応援してるよ!