今日、パラリンピックのボッチャを初めてちゃんと見た同居人。ボッチャは、脳の疾患などで手足に麻痺が残る人たちのために考えられたスポーツで、イタリア語の「ボール」を表し、語源はラテン語。敵・味方に分かれて、それぞれの色(青・赤)の球を投げるか転がすか蹴るかして、的となる白い玉(ジャックボール)にどちらがより近く自分の玉を寄せられるかを競うんらしいんだけど、それがなかなか奥が深くて面白いんだって。
例えば、相手のコースを妨害できる場所に味方の玉を固めて置いたり、相手にあえて無駄球を使わせるようにしたり、ジャックボールの周りに玉が密集している時にはそれらの上に乗っけてしまって上からぴったり寄せたり、あえてジャックボールをコート外に弾き出したり。それを、いろんなかたさのボールを使い分けてやるんだって。今日は、個人戦で日本のエース杉村選手が金メダル!個人戦の他にもペア戦や団体戦があって、なんなら年齢や性別関係なく健常者も楽しめるスポーツらしい。
それにしても、杉村選手のメンタルの強さと、コントロールの正確さは素晴らしいの一言!ボールも精神もコントロールにイマイチ自信がない同居人としては、杉村選手の爪の垢を煎じて飲みたいくらいらしい。きっと選手たちは血の滲むような努力をしていると思うけど、手足の自由がきかない状態の選手たちが、なんでこんなに上手にボールをコントロールできるんだろう…と同居人は心底驚いたらしい。
で、今月隣人が来たら、同居人も一緒にボッチャもどきをやってみたいと思ったらしいよ。邪魔しないから、私も参加したいな〜!