100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

春の七草って

ほぼ毎年、新年の7日が近くなるとスーパーでパックに入った七草セットを買って、刻んでお粥に混ぜて七草粥を作っていたんだけど、今年はバタバタしていてお節がなかなか食べきれなくて、結局気が付いたら七草粥も食べ損ねていたんだって。まあ、そんな年もあるよね。

7日を過ぎると七草セットも店頭から消えるけど、お店になくても、自宅の庭とか近所の土手とかで七草を調達できちゃう人っているのかなあ?って、ふと思った同居人。春の七草といえば…

①せり、②なずな(ペンペングサ)、③ごぎょう(ハハコグサ)、④はこべら、⑤ほとけのざ(いわゆるホトケノザではなく、コオニタビラコ)、⑥すずな(カブ)、⑦すずしろ(大根)

この中で、同居人の庭でよく見かけるのは、②③④。⑤については、ホトケノザならたくさんあるけど、それではなくてコオニタビラコじゃないとダメみたいだから、そんな難しい名前の植物はきっと庭にはないよな…と思って調べたら、この黄色のお花、どうやら庭にいっぱい咲いてたやつに似てない!?つまり、もしかしたら①⑥⑦以外のものは庭で調達できるかもしれないってことがわかったらしい。あとは、せりとカブと大根を庭に植えるだけ。

ただ、同居人の庭は今も雪が積もったりとけたりの繰り返しで、4月以降にならないと②〜⑤は摘み取れない感じなんだって。昔の人って、ホントにこんな寒い時期に春の七草を調達できたのかなあ?

君がため、春の野にいでて若菜つむ、我が衣手に雪は降りつつ…

 

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前に、猫が中で昼寝していた灯籠。

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こんなに寒い時には、ヒーターの前が特等席だね!