先日たまたまニュースを見ていたら、介護施設の高齢者に手編みのニット帽やマフラーを寄付した大正生まれの97歳のおじいちゃんが取り上げられていて、色々すごいな〜と感心した同居人。
そのおじいちゃんは元イケメン潜水士で、なんでも、昔の潜水士というのは潜水服の中に防寒対策で着るセーターなどを全部自分で編んで作っていたから編み物は半分仕事だったんだって。潜水士を引退してからは、編み物から遠ざかっていたらしいんだけど、最近趣味として再開したらしいよ。
同居人がすごいと思ったのは、そのおじいちゃんが編み物でなんでも編んじゃうってこと。なにせ、同居人は編み物に憧れるばかりで、どこをどうやったらセーターができるのかさっぱりわからないらしい。同居人のおばさんは手が器用で手芸教室の先生をやってるらしいんだけど、残念ながらその遺伝子は受け継いでないみたいなんだって。だから、編み物ができるっていうだけで、無条件に尊敬しちゃうらしいよ。
さらにそのおじいちゃん、メガネもかけてないし、背中もしゃんとしてるし、最後には自転車を漕いで去っていったけど、100歳近い人が自転車をこげるっていうだけでもすごいことなのに、その走行ぶりがとても安定しているのがまたすごい!だってそれって、相当バランス感覚や体幹が強いってことだもんね。きっと、潜水士時代に心身を鍛えたことも影響してるんだろうな〜と思った同居人。
だけど、運動嫌いの同居人は、そのおじいちゃんみたいに矍鑠とした97歳になる自信は全くなく、むしろ、車椅子で手編みの帽子をプレゼントされてると入所者の方が未来のイメージとしてはしっくりくるらしい。自分より年上の超人からプレゼントをもらうってどんな感じかな…超人パワーにあやかるぞ!って感じかな。