100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

虫たちの季節

最近、庭の緑がどんどん濃くなって、それに伴っていろんな虫が活動をしはじめたらしい。柚子や山椒の葉っぱには、ちゃんと小さなアゲハの幼虫が乗っかってるし、カラフルな毛虫たちもたくさんいるし、バラの蕾にはアブラムシがたかってるし…

そして、あのタイワンタケクマバチは、4月からずーっと活動していて、気温が低い日やお天気イマイチの日は竹の中に引きこもっているけど、ちょっと気温が上がるとブンブンすごい羽音で飛び回り、耳をすませるとあちこちからカリカリカリカリ…と竹に穴を開ける小さな音が聞こえてくるらしい。すでに竹垣はあちこち穴だらけ。この竹垣、寿命は10年って職人さんには言われてるけど、そんなにもつのか心配になってきた同居人。

獣業者の人に相談してみたら、スズメバチは危ないから自分での駆除はオススメできないけど、クマバチは基本的におとなしいから、殺虫スプレーをまいて死骸を掃き掃除するだけで、それに2〜3万かかるから、断然自分でやった方がコスパがいいと言われたらしい。だけど、殺したいわけじゃなく追い払いたいんだけどな…

ということで、隣人が本格的な散布ボトルと木酢液(クマバチが苦手な臭いらしい…)を購入。巣穴付近に大量に散布して、追い出すことにしたんだって。ちなみに、竹垣ができる前には母屋の屋根付近の木をかじって穴を開けていたから、母屋が傷むよりは竹垣に集中してくれていたほうがマシなんだけど、それにしても限度というものがあると、さすがのお人好しの同居人も思っているらしい。

次々と動物たちがやってくるこのお家&お庭。まるで『セロ弾きのゴーシュ』みたいだね♪

 

木酢液でヘロヘロになっているタイワンタケクマバチ。

竹垣の近くで、たくさんの実をつけたグミの木。去年は鳥に負けたから、今年こそ10個以上収穫したい!