100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

猫本・その1

今日職場でいらない本を整理していて「良かったらどうぞ」って言われたから、自分用に2冊もらってきた同居人。2冊とも外国の絵本らしいんだけど、なかなかいい感じで気に入ったんだって。

その内の1冊は、『黒ねこのおきゃくさま』。これは断然ストーリーが良いらしい。日本にも『かさじぞう』っていう名作絵本があるけど、それの猫バージョン。傘地蔵のお地蔵さんたちはおじいさんとおばあさんの家には泊まらないけど、黒猫は自らおじいさんの家にやってきて、おじいさんと一緒に一夜を過ごす点がポイント。

猫好きの人が書いたことがわかる文章で、猫がゴロゴロいったりふみふみしたりする動作も丁寧に描かれていて、一緒のお布団に入ってくるくだりも素晴らしいんだってさ。将来、猫本カフェを開くとしたら、この本は絶対決まりだなと思ったらしいよ( ^ω^ )

 

あのー、ちょっとどいてもらえませんでしょうか?

優しいタッチの絵だね。

別れの日の朝は粉雪。お腹はぺこぺこだけど心はあたたかいおじいさん。