100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

番猫

今朝4時半すぎ、微かな物音で目を覚ました私。同居人は無防備に爆睡中。微かな物音を頼りに室内を巡回したところ、押し入れと本棚の間の壁に、凶悪な感じをかもし出した動く紐を発見!本棚に飛び乗れたら一撃で仕留められるのに、同居人が先日、熊やら猫のぬいぐるみをたくさん置いたからもう乗れなくなっていて、仕方ないから地上から隙間の壁に伸び上がって必殺猫パンチ!

そしたら、そのニョロニョロは気配を察してすぐ方向転換して、体を半分上に向けて動かなくなちゃったよ。思い切りジャンプできたらあんなの簡単に届くのに、よりによって狭い空間の壁だから、伸び上がることしかできなくて、なかなか猫パンチが届かない。何度もやってたら、ついに同居人が目を覚ましたよ。

電気をつけて、私が見つめる方向を確認した同居人。「…!!でっかいムカデ…ボビボビが刺されたらいけないから」といって、私を廊下に抱えて連れ出したけど、あのニョロニョロは私の獲物だから、現場を離れるなんてもってのほか!同居人が捕獲用の網を持って来るまでの間にまた寝室に戻って、油断したニョロニョロに再度猫パンチを繰り出したら、今度はヒット!床にペチッと落ちた後、サササッと動いて本棚の隙間に消えちゃった…肉球でもっとしっかり抑えないとな〜と反省。

そのあとは、網を片手に本棚の隙間を同居人が探ったけど、結局見つからなかったんだって。アイツは逃げ切ったつもりだろうけど、私は諦めない。本棚にすぐ直行できるところに陣取って、監視することにしたよ。「ボビは優秀な番猫だね。暗いのにすぐムカデがわかるなんて、すごいね。 並みの猫じゃないわ」って褒められたよ。「だけど、毒があるから刺されり食べたりしたらダメだよ」って言われて肉球をチェックされたけど…フッ、狩りに危険はつきものなのさ。

 

日頃から、本番に備えて訓練している私。

二日前にリビングで見つけた獲物。すぐに同居人に止められたよ。このあと、庭に逃したらしい。

これからも日々研鑽をつんで頑張りますp(^O^)q

狩りは楽しい!