「草いきれ吸って私は鬼の裔(すえ)」という俳句が俳句甲子園の最優秀賞をとったらしく、そのことを新聞で知って以来、いたく感動している同居人。この句は岩手在住の女子高生が作ったんだって。ピリリとスパイスが効いて、つくづく良い句だわー!って言ってるよ。
同居人が思うに、春の修羅じゃないけど、人の姿でも鬼を心に秘めている人はこの世に結構いるんじゃないかと思うんだって。その、自分の鬼をいつ意識するか?冒頭の高校生は草いきれを吸い込んだ時。じゃあ同居人は?って聞いたら、台風の前に落ちた柘榴を真夜中に拾って、それを独りキッチンで剥いている時らしい。
五感とともに、自分の鬼だけじゃなく鬼だった先祖代々のことも身体感覚としてわあ〜って一瞬蘇る、そういう一瞬を切り取って鮮やかに言語化できたら、素晴らしいよね!
そういえば、職場の同僚に俳句の会に入っている人がいて、近々、TVのプレバトで俳句をスパルタで教えている、あの夏井いつき先生のイベントのチケットがとれたらしく、楽しみにしていたっけ。俳句、いいなぁ!着付けと違って全くお金かからないし、注意もされないし、自由に作れるし、気楽♪( ´▽`)