100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

嫉妬猫

最近、私は気に食わないことがある。それは、毎日朝と晩に繰り広げられる、同居人と引きこもり猫ニッキの「撫で撫でゴロゴロタイム」だ。同居人曰く、私は普段から家の中を自由に行き来できるしお布団の中にもトイレの中にも入っていけるからいいけど、ニッキは猫エイズで基本的にずーっとケージの中にいるから、たまには撫で撫でしてあげたいんだって。

私としては、ニッキみたいな新参者より私の方が長くいるわけだし、私だけをずーっと見ていてほしい!それにゃのに…って思いながら、面白くない気持ちで、ちょっと離れたところから、ニッキを可愛がる同居人と甘えて体をすりつけながらゴロゴロしてるニッキをジーッと見つめてみる。すると同居人が「あ、あそこに嫉妬猫がいるよ」だってさ。失礼しちゃうわ、もう!

昨日はニッキがケージの隙間から前足をにゅ~って私の前に出してきたから、シャー!って言ってやった。同居人は「またそんなことして…」って、悲しそうにしていたけど、出ちゃうものはしょうがない。GW過ぎても、ニッキにいつも避けられて「猫に差別されてる」と嘆く隣人は、「ボビは差別しないから良い猫だ」って私のことを猫可愛がりしてくれる。同居人は「差別じゃなくて区別してるだけ。普段いない人に対して怖い気持ちがあるからそうなってるだけだよ」って、またニッキの味方してる。もう!

 

スマホのカメラが怖いから、絶対目が合わない。でも、同居人となら目を合わせられるようになったよ!(ニッキの心の声)

撫で撫でされるの大好き♪

クンクン…このあと、ボビが私の耳を舐めて、それからシャー!ってまた言ってきたの。私、何かしたかな(ドキドキドキ)…