「ニッキってゴロゴロが言えない猫なんだと思う。ずっと野良猫だったから。そもそもゴロゴロのやり方がわからないし、機能を使ったことなくて退化してる可能性があると思うな~。」というのが、昨夜の同居人の主張。
それに対して、隣人は「いや、ゴロゴロはいわば本能で、猫なら誰でも生まれつきできるようになってるはず。ニッキがまだゴロゴロを言わないのは、だいぶ慣れてはきたけど、まだ飼い主に完全に心を許してるわけではないってことだと思うよ」と主張。
昨夜はそのまま、議論が平行線になって終わったのだけど、今朝になっていつもと同じカリカリの餌やりの時間、同居人がニッキに餌をあげて顎まわりとお尻付近を撫で撫でしていたら、どこからか小さなゴロゴロが聞こえてきたらしいよ。これってもしかして…
「ニッキ~♪ゴロゴロちゃんと言えるの?!」と一気に嬉しくなった同居人。そのまま撫で続けるうちにゴロゴロははっきり明確になり、ニッキはまっすぐ同居人を見つめて、同居人の手に顔をスリスリ押し付けて、手を二度舐めてきたんだって。ようやく少し、心を許してくれたってことなのかな。
それにしても、昨日の今日って偶然にしてはできすぎてるよね。もしかしたら、ニッキも私と同様、人の言葉がわかる猫なのかも…って疑いだした同居人。ゴロゴロの機能が退化してるとか、やり方がわからないんだろうとか言って、ごめんね、だってさ!