100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

モンキッキ、星になる

今日同居人がお仕事から帰ってきたら、モンキッキが昼間出かけた時と全く同じ姿勢のまま蜜の上にとまっていたんだって。正確に言うと、昨夜蜜の上にとまらせた時点ではまだ息があったけど、今朝には全く動かなくて、それでももしかしたら蜜を吸うかもしれないと思って庭のお花をあげたり蜜を新しく取り替えたりしてから出かけたんだって。でも…

気になるのは、羽化から一週間と2日で亡くなったモンキッキは短命だったのか?ということ。改めてキチョウについて調べてみたら、かつては「キチョウ」とひとまとめだった名称が、研究の結果いくつかの別の種類として分けられることとなり、現在では本州で見られるキタキチョウとツマグロキチョウ、それに南の方で見られるミナミキチョウやタイワンキチョウにわかれたんだって。

で、モンキッキがキタキチョウなのかツマグロキチョウなのかは、何度も翅を見たけど結局よくわからず。ただ、ツマグロキチョウは川原に多いらしいから、そうなるとうちの庭にいたモンキッキはキタキチョウの可能性が高い?それぞれ、羽化する時期によって夏型と秋型があって、翅の模様が違うし、寿命も大分違うらしい。夏型は寿命が2週間で、秋型はなんと半年…つまり、成虫のまま冬を越すらしい。モンキッキは模様からして完全に秋型。ということは、本当は半年間生きられたかもしれないということ?!

羽化に失敗した虫を数多く見てきたという隣人によると、羽化に失敗したら基本的にはすぐ死ぬ運命だから、一週間以上生きられたのは凄いことなんだって。そうなのかなあ…と自信なさげにつぶやく同居人。明日には、ミモザの下にモンキッキを埋葬する予定なんだって。

おやすみ、モンキッキ…よい夢を☆お空をたくさん飛んで、美味しい蜜をたくさん吸ってね!私もこれからは、黄色の蝶を見るたびにあなたを思い出しそう…

 

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