100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

猫の缶詰め

実は私、昨日からご飯がカリカリじゃなくてウエットフード、いわゆる猫缶になったの。猫缶なんて、猫生初めて!いい香りだし、柔らかくて、すっごく美味しいよ(^q^)あ、もちろんカリカリも、安定の美味しさで大好きだけどね!

なんでこうなったかというと、私はちょっと前から、咳や吐き戻しがあって、心配した同居人によって抵抗する間もなく病院に連れていかれて、いろいろ検査された結果、猫喘息が判明。原因不明で私はまだ軽症みたいなんだけど、とりあえず喘息のお薬と吐き気止めのお薬を処方されたらしいの。

で、同居人は早速、その粉末のお薬をカリカリに混ぜこんでさりげなく私にすすめてきたけど、私は異変を察知して食べず。お腹空いたらそのうち食べるだろう…って、一日餌をそのまま置いておくも、やっぱり食べず。

2日目は、大好物のちゅるちゅる(液状おやつ)に薬を混ぜこんできたけど、最初ちょっと匂いにつられはしたけど、一舐めして「無理!」って思ったからやっぱり食べず。良薬口に苦し、とか言うらしいけど、無理なものは無理!隣人は「ボビは高貴な猫だから、そのまま置いておいてどんなにお腹が空いても、絶対に食べないよ」とか言ってたらしいけど、その通り。

そんなこんなで、私が2日近くまともにご飯を食べてないから、いよいよ心配した同居人が買い込んできたのが、大量の各種猫缶ってわけ。

もう失敗できない、って思ったらしくて、まずは飲み込まないように自分で慎重に薬の味見をし、「苦っ!!」と思わずしかめ面をした同居人。あまりに苦いから、とりあえず薬の半分の量を、猫缶1/3に混ぜこむ→まだまだ苦い→猫缶2/3に増量→まだ苦い→猫缶全量に増量→やっとなんとか苦味がごまかされているのを味見で確認。これは、確かに大好きなちゅるちゅるでも口をつけなかったわけだ…と妙に納得したらしい。

そして、さりげなく私に猫缶をすすめてきて、あくまでもさりげなさを装って、私が食べるかどうか全神経を集中して様子を伺っていたよ。そして「よーし!食べた~!」と小さくガッツポーズ。ということで、これからしばらくはメインが猫缶になるんだって。らっきー!

猫缶って、日本製もあるんだけど、多いのはタイ製。意外だね!そして、材料や中身の大きさや水分もいろいろ。ちなみに、同居人みたいに、これをメインの餌にしたい場合は「一般食」じゃなくて「総合栄養食」と書かれている猫缶を選ぶと良いらしいよ。カリカリに比べると水分が多くて風味も強いから満足感も得られやすくて、ダイエット効果も期待できるんだってさ。

お値段はちょっと高いらしいけど、まあ、しばらくの間だし、よろしくね!滅多に鳴かない私が、猫缶をおねだりする時にはたくさん鳴くから、その姿を見るのが密かな楽しみなんだってさ♪

 

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今日はどれにしようかな…

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庭ではシャガが花盛り!

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庭の新緑…気分はもう5月!