100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

花器カキかき

華道をやり出すと、「基本花器(きほんがき)」っていうのを買わなきゃいけなくて、それは直径30センチ弱で高さが5センチくらいのまん丸の水盤で、材質は漆塗りのプラスチック?同居人は黒色を買ったんだって。同居人がやりだした草月流は、その基本花器が一個あれば色々生けられるから当分不自由はしないらしいし、先生の教室に色々花器があって貸してもらえるから困らないんだけど…

だけど、新しいお花をもらってくるたびに、やっぱり色んな花器が欲しくなってしまって、お悩み中なんだって。お着物の時もそうだったけど、着物の種類は浴衣から訪問着まで色々あるし、帯も着物も小物も、色柄や材質のバリエーションは無限にあるから、集め出したらきりがない。花器も同じで、ガラスもあれば陶磁器もあるし、大きな水盤や花瓶もあれば小さな一輪挿しや変形した現代的な器もあるし…

まあそれでも、お着物に比べると、まだ花器のバリエーションは有限なのかな…?だけど、ぺちゃんこになるお着物と違って、大きい花器は保管場所をとるし、プラじゃない花器は、割れ物で重いから地面に近い所に置く必要があるし、いい物を買おうとするとそれなりにお金もかかりそうなんだって。

そこで同居人が考えたのは、とりあえず、毎月一個だけ、花器を買うということ。欲しい花器はたくさんあるけど、その中から一個だけ選んで買うことにしたらしいよ。そうでもしないと、人間は物欲のコントロールが難しいんだって。ボビは偉いね〜、だってさ。

 

f:id:gobuichikun:20220217162228j:plain

これが、草月流の基本花器。

f:id:gobuichikun:20220217162320j:plain

ようやく、庭の雪がここまで減ったと思ったら、明日は大雪らしい…

f:id:gobuichikun:20220217162357j:plain

池の中にはまだフキノトウの姿はなし!スーパーにはもう並んでるみたいだけど。

f:id:gobuichikun:20220217162437j:plain

灯籠の横の棒はトゲなしタラの木だけど、タラの芽もまだ見当たらない。