100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

どこまでも切なく熱く

今日、YouTubeでたまたま見つけた矢野顕子さん×忌野清志郎さんのデュエット『ひとつだけ』。この曲は同居人の大好きな曲で、もとは矢野さん作詞作曲のなんとも可愛らしい歌のはずなんだけど、清志郎さんが歌うとあら不思議…曲の雰囲気がガラリと一変するんだって。同居人は2人のデュエットを初めて聴いて、鳥肌がたったらしいよ。

特に感動したのは、二人の最後の共演になった清志郎さん35周年記念の大阪城ホールライブ。そのアンコールに矢野さんが登場して、「私たちの歌を私たちのために歌います」と冒頭で宣言して、『ひとつだけ』を2人だけですごく大切に大切に歌うんだって。矢野さんのキーボードと、曲の間奏には清志郎さんのハーモニカが入って、曲の後半に向けて、2人の歌はどこまでも切なく熱くなっていく…

清志郎さんは2009年5月2日が命日なんだって。ということは、今年は13回忌。今までは、お化粧してるファンキーな人?というくらいのイメージしかなかったけれど、改めて今日、ものすごいアーティストに出会ったと思ったらしい。しかも、上記の日付け、なんだか見覚えあるようなないような…と思ったら、どうやら同居人の結婚記念日?だったらしく、これまた運命的ななにかを感じたんだって。

 

いい曲を聴くと元気が出る。美味しいタイ料理を食べると元気が出るように。