100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

ニッキのお迎え・その1

「健康診断も避妊手術も終わって、術後の経過も順調なので、いつでもお迎えOKです」、っていう連絡が動物愛護センターから入ったのは3日前のこと。そう、同居人がお迎えしようとしている新入り猫のことらしい。

もともと同居人は、「人慣れ中なわけだし、猫の状況見ながら手術して、できれば年内にお迎えできたらな…」とのんびり思っていたけど、隣人は「一日でも早くお迎えしてあげないと、あんな狭い檻の中にいたら、かえって人になんて慣れないしかわいそう」と焦っていて「連絡まだ?」ってあまりにも何度も聞くから、だんだん同居人も影響されてきて、「順調にいけばもうそろ連絡あってもいい頃なんだけどな…」って思い始めた矢先の連絡。

で、お迎えの約束通り1時にセンターに行くと、やたらといろんな書類に記入させられた後、檻に入れられたニッキが登場。前に会った時は強烈なイカ耳が印象的だったけど、今日はキョロキョロしたり空気の匂いを嗅ぐのに忙しそうで、耳もピンとたっていたらしい。手元の書類には「年齢推定3歳、体重2.8キロ」とあって、意外に若い猫だし、長い毛のせいでこんなに大きく見えるけどホントは小さな猫なんだな〜と思ったらしいよ。

それにしても、なんだかおとなしくしゃがんでいるニッキは、相変わらずタオルで巻かれないと抱っこはできないみたいだけど、全体的には前より警戒心がなくなったかも♪と密かに喜んだ同居人。だけど、センターの人は「逃げ足が早いですから、一度逃げ出したら捕まえるのが大変ですよ。特に、家に帰ってカゴからケージに移す時とか、気をつけてくださいね。数日はケージ内で安静にしたあと、なるべく毎日、タオル越しでもいいから触ってあげてくださいね」と言ったんだって。

 

目は合わない。野生だね。でもイカ耳ではなくなってた。