100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

  

オストメイトについて知ったこと

仕事から帰った同居人がTVを見ていたら、偶然「オストメイト」っていう言葉が飛び込んできたんだって。オストメイト…なんだったっけ?聞いたことあるような、ないような。なんとなく気になって、その番組を途中から見はじめたんだって。

オストメイトは、病気などで排泄機能を失い人口肛門や人口膀胱をつけて生活している人たちのことで、多機能トイレに描いてある、人の上半身に小さな十字を添えたマークが、オストメイトマークなんだって。知らなかった…

オストメイトになると、お腹に常時パウチ(専用の小さな袋)をつける必要があって、排泄物は腸からお腹に開けられた穴を通って直接そのパウチの中に貯まる仕組み。パウチは筋肉みたいに柔軟じゃないから、朝一番にはパンパンになるし、急いで中身を空にしないと爆発することもあるんだって。パウチの膨らみが気になるから、可愛い下着も体のラインが出るような服も着づらくなる。そして、何より一番辛いのは、パウチが透明だから、腸も排泄物も丸見えになること。それにより、毎日少しずつ削られていく自尊心…

その番組では、当事者のエマさんが、国内唯一のオストメイト向けパウチの製造メーカーに当事者の声を届ける様子が映っていたんだって。日本では従来、むしろ腸や排泄物の状態が見えた方がいいという医療的な観点から、透明なパウチしか作られてなかったけど、海外では中身が見えないパウチも作られているので、日本でもそういう配慮がされたパウチをぜひ作ってほしいというのが、エマさんの願いなんだって。

オストメイトへの理解と配慮を訴える活動に奮闘するエマさん。その姿に釘付けになった4歳の女の子(生後2日目からオストメイト)は、パウチをつけているのが「自分だけじゃない」ということを初めて知ったんだって。そして、「袋っち(パウチのこと)が透明で恥ずかしい」と自分の気持ちをオープンに。同居人は、その女の子がエマさんの存在にすごく勇気付けられたのを感じて、なんだか心がぽかぽかしたんだって。

それにエマさんの話を聞いたパウチのメーカーさんも、「(いつの間にか、商品が)当事者の思いから遠くなっていたかもしれない…」って真剣な表情で言っていたから、今後は、透明じゃない袋とか、可愛い色や形の袋とか、もっと柔軟性に富む丈夫な袋とか、センサーつきの袋とか、たくさん開発してくれるんじゃないかな…って、同居人としては期待してるんだって!

 

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