100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

  

好きな外国の言葉

同居人は若い頃、親のつてで海外にホームステイをしに行くことがあって、行った国々でそれぞれの言語に触れる機会があったんだって。だけど、語学力がないのか、気に入った単語を少ししか覚えることができない同居人。

一番最初に行ったフィリピンで覚えてきたのは「マサラップ」。ほとんど「マサラ」に聞こえるけど、これは「美味しい」っていう意味のタガログ語。同居人は、当時小学生。初めての海外でカルチャーショックと車酔いで見事に体調を壊して、後半の1週間はほぼ寝たきりだったけど、牛の出汁とキャベツの甘みが染み渡った透き通ったスープとか、豚や鶏の丸焼きとか、とにかく食べ物全てがおいしすぎて、己の体調不良を呪ったらしい。

学生時代に行ったイタリアで覚えてきたのは「フィーキ」。これは「いちじく」っていう意味(今調べたら、複数形だったらしい。単数形はフィーコ)。毎朝、朝食に甘々カプチーノとフルーツが出てきたんだけど、時期的に色んな種類のいちじくが出てきて、その大きさや色のバリエーションが日本よりも豊か。それぞれの味の特徴もあって、すっかり魅了されたらしい。極めつけは、ジェラート屋さんで食べたイチジクのジェラートのなんと美味しかったこと!それで、 この出会いを忘れまいと誓ったんだって。

同じく、学生時代に訪れたスイスでは、ドイツに近いところだったからドイツ語(スイス訛りのものも含む)をいくつか覚えてきたんだけど、気に入ったのは「シュラーフ グートゥ トロイメ シュース」。これは「おやすみー、良い夢を見てね~」っていう意味。穏やかな響きが気に入ったらしい。ちなみに、スイス訛りのドイツ語っていうのも一つ覚えてきて、「グルエッチ」はくぐもった発音でグロッチにも聞こえるんだけど「こんにちは」っていう意味なんだって。ドイツ語の「グーテンターク」が元になってるのかは不明だけど、だいぶ訛ってる感じ?

カナダでは、出会ったドイツ人から「シュネー」っていう単語を教えてもらったんだって。同居人はお返しに「ゆ・き」っていう日本語を教えてあげたけど、覚えているかな…そう、「雪」っていう意味。そういえば、その人は当時、フンボルト大学で農業を学んでいて、カナダにはブドウの栽培を学びにきていて将来はアルゼンチンでワインを作りたいって言ってたけど、夢は叶ったのかな?

最後に、同居人が今習っているポルトガル語でお気に入りの言葉は「メランシア」。これは「スイカ」っていう意味。同居人の大好物だから覚えたってこともあるし、響きが綺麗だと思ったらしい。ちなみに、日本語で好きな言葉もたくさんあるけど、それはまたいつか。

 

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ホットミルクの匂いを嗅ぐと、手が伸びちゃう

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我が家のイチジク