100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

甘えの構造?

今日は、隣人から同居人のしゃべり方についてクレームが入ったんだって。一応、長らく社会人をやってる同居人は、家の外では感じがよく気持ちのよいコミュニケーションを心がけていて、友達や同僚との会話は、自分が喋るより聞き手にまわることも多いらしい。もし自分が喋る場合でも、常に相手の言動に気を配りながら喋るし、そもそも仕事関係の会話は時間的な制約もあるから、自分の好きなように喋る場面はほぼないらしい。

普段頭を使って喋っている反動からか、隣人と話すときには自由にああでもないこうでもないと話す癖があるんだって。話題もどんどん飛ぶ(ただ、同居人の頭の中では連想でつながってて飛んでない)から、隣人にしたら話の展開についていけないし、時々入るフレーズ「で、ちちゃ(隣人のあだ名)はどう思う?」に、どう答えたら良いかわからなくなるらしい。

同居人としては、ああでもないこうでもないという話に、一緒にああでもないこうでもないと言ってくれたら満足だし、別に何かはっきりした答えを求めている訳でもないらしいんだけど、隣人は「論理的な会話じゃないと無理!何言ってるかわかんない」って言うんだって。

それで同居人が、仲良し友人夫婦の会話を再現して、理想とする応答をわかってもらおうとしたこともあるんだって。

妻「あのモミジ綺麗だね~」
夫「本当だ!すごく綺麗だね~」
妻「うん!綺麗~…」
夫「ちょっと車停めて一緒に写真撮ろうか~」

これを同居人と隣人でアレンジすると、

同居人「あのモミジ綺麗だね~」
隣人「うん…」または「今運転中だから見られない」

で終わっちゃう。隣人としては「綺麗だね~」と何度も言い合うのは「絶対イヤ」らしいけど、同居人としては、気持ちをたくさん分かちあいたいらしい。そして、思い付いた好きなことを好きなように喋りまくりたいらしい。だけど、先の展開が読めないと相手は疲れるというのも確かにわかるし…

まぁ、私にしたら、みんな毎日、好き勝手に私にしゃべりかけてくるけど、いまいち何言ってるかわからないんだよねー。ま、いっか!

 

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