100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

残雪と初釜

「今日のお昼はキノコパスタにしようね」と昨日から言っていたんだけど、寝起きの隣人の思い付きでお蕎麦やさんに行くことになったんだって。そのお蕎麦やさんは山の中にあるから、毎年12月中旬から山道が閉鎖されるのにともない、お店も休業。そして、雪が溶けた3月中旬に再開するんだって。

3ヶ月ぶりのお蕎麦の味は、やっぱり素晴らしい!隣人は、10割おろし蕎麦&ざるそばを連続で平らげ、同居人は釜揚げ蕎麦と蕎麦ぜんざいを食べ、それぞれ大満足だったらしい。釜揚げは、お湯につかった状態のお蕎麦を、温かいお出汁につけて食べるんだけど、スダチの爽やかな香りが効いていて良いんだよね~。それに、ぜんざいは、もちもちフワフワの蕎麦団子が美味しいんだよね~(^q^)♪ 今年もいっぱいお店に通おうと改めて思ったらしい。

それにしても、お店の周囲にはまだ雪が積もっていて、冬期封鎖される雪山の厳しさを垣間見た気がしたんだって。今の気温は山の麓とそんなに変わらないから、雪は毎日どんどん溶けていっているとは思うけど、それでもまだこんなにあるということは、何mくらい積もったのかなあ…

ということで、3ヶ月ぶりのお蕎麦の味の感動を俳句にしようと、ない知恵を絞り始めた同居人。そして出来た俳句がこれ。俳句っていうより、だじゃれ?

初釜や 雪を横目に いざそばへ
(冬の俳句と見せかけて春…笑)

 

f:id:gobuichikun:20210328201552j:plain

お店に近づくにつれ、道の両端に残雪が見えてきた。

f:id:gobuichikun:20210328201634j:plain

お~!

f:id:gobuichikun:20210328201658j:plain

お店の傍にももちろん雪が…

f:id:gobuichikun:20210328201741j:plain

f:id:gobuichikun:20210328201801j:plain

隣人のお気に入りの、おろし蕎麦。

f:id:gobuichikun:20210328201837j:plain

同居人お気に入りの、釜揚げ蕎麦。

f:id:gobuichikun:20210328201910j:plain

〆はぜんざい。蕎麦のお餅がフワフワもちもち~♪