同居人が雨間の庭を散策していると、南の庭の雑草が比較的少ないエリアに、マッシュルームみたいな小さくて丸いキノコを発見したんだって。色は真っ白のもあるし、ベージュっぽいのもあって、大きいもので直径3cm、小さいもので小指の爪くらいで、あちこちに群生していたらしいよ。
春先に庭にたまたま生えたアミガサタケを食べて、静かに感動した同居人。もしかして、こんなに大量のマッシュルームまで生えてきちゃった?!と思って調べてみたら、このキノコはマッシュルームじゃなくてオニフスベというキノコだったみたい。しかも、一応食用♪d(^-^)
「一応」というのは、あんまり美味しいというコメントを見つけられなかったから…でも、ヨーロッパでは常食されているらしいよ。
食べられるのは、外観も、割った内側も白いものだけで、表面の皮をむいて料理している人が多いみたい。固い皮はカマンベールの外側みたいで、内側はスポンジ状で柔らかくて、料理するとお麩または味のないはんぺんみたいなんだって。同居人はカマンベールの皮も好きだし、お麩もはんぺんも好きだから、皮をむかずにぜひ食べてみたいね!味がないらしいから、フライにしてタルタルソースでいただくのはどうだろう?
このオニフスベ、一夜にして20cm~50cmに巨大化することもあるというから、今朝は期待を込めて再度見に行ったら、いまいちサイズは変わらずで、ガックリ。ただ、白かったキノコがベージュっぽく変色していたらしい。これをつつくと大量の胞子が飛ぶというから試しにやってみたら、簡単に崩壊して、胞子らしき茶色の粉が飛散。なるほどー。
オニフスベの仲間のキノコとしてホコリタケというのがあるらしいんだけど、その名の通り、ホコリみたいな胞子を飛ばした後は跡形もなくなるというから不思議だね。ホコリタケも一応食用。雨が続くと、真っ白な状態から、胞子を飛ばす状態までスピーディーに進行しちゃうらしい。
隣人がやってくる週末まで、このキノコたちが白いままでいてくれますように、できればもう一回り大きくなりますように&美味しいキノコ料理になりますように…☆七夕の願い事、ほんとにそれでいいの?!