先日、お向かいさんからいただいた栗は全部で24粒!全て超大粒!これを全部渋皮煮にするんだって張り切ってる同居人。渋皮煮を作るのは人生2回目だから、なんとなくイメージはできてるらしいんだけど、やっぱり事前にレシピを確認。同居人は、基本的にはネット上でみつけた料理研究家の小島喜和氏のレシピで作るけど、今回もバニラビーンズの代わりに八角を入れるつもりらしい。
渋皮煮は、同居人曰く、労力の7割以上が栗の渋皮を美しく残す事に注がれてる気がするんだって。まずは1番外の鬼皮を剥かなきゃいけないんだけど、熱湯に5分浸した栗を渋皮を破かないように鬼皮だけ慎重に剥いていった同居人。ちょっとでも渋皮が破れると煮崩れの原因になるらしいけど、ここであっけなく3粒脱落!脱落したのは、茹で栗として熱々のまま食べちゃってたよ。それはそれで美味しいから好きなんだって。
で、次に、栗の状態に合わせてお鍋のお湯を2〜4回変えながら茹でてあくを抜くんだけど、OKの目安は煮汁が「透き通った赤ワイン色」になること。だけど、同居人はこの時アク抜きをし過ぎたのか?火力が強かったのか?ここで渋皮が破れた栗が、想定外の3粒も!(゚o゚;;
さらに、アク抜き後は、栗の実をとてもきれいに掃除するんだけど、そこで一粒脱落!余計な渋皮を指の腹や串で優しくこすると、つるつるした地肌と美しい縞模様みたいなのが出現するらしく、その瞬間が同居人はたまらなく好きなんだって。まるで、宝物の石を磨いていくかのようなワクワク感♪
こうして残った精鋭17粒を、ひたひたのお水と砂糖(栗の重さの6割。二回に分けて投入)と八角と一緒に、20分くらいひたすら優しく煮ていって、一晩そのまま味を含ませたら完成〜✩ 明日、味見するのが楽しみだね!