世の中には「語られること」と「語られないこと」があって、意識されていてもあえて語られないこともあるだろうし、語りたいけど語れないこともあるだろうし。さらに、意識の領域より無意識の領域の方がはるかに広大であることを考えると、自分で気づいてなくて語られないこともたくさんあるだろうな…って思ったんだって。ま、その逆もあるんだろうけどね。
なんでこんなことを思うようになったかというと、普段「誕生」に比べると「死」はあまり語られない気がすると思ったんだって。これは、人類が死を恐れているから？あるいは、LGBTQの人たちとか左利きの人たちとか、それぞれ10人に一人とか13人に一人とか言われているけど、どんなジャンルであってもいわゆる「少数派」についての語りは少なくなる傾向があるし、世の中の価値観から外れていそうだと感じれば感じるほど声も小さくなるし、語りも密やかになるだろうと思うらしい。少数派じゃなくても、語るすべを持たない人たちや、一生懸命語っているのに誰も耳を貸さない場合の語りも「少なく」なる…
同居人は最近、語ることを求められるがままに一生懸命全部応えようとして、すっかり疲れちゃったらしい。語らなくてもいいし、語りたければ語ってもいいし、って言ってもらえるとありがたいんだけどな。
そんな同居人は、今日職場で忙しすぎて、朝昼晩全てのご飯を5分ずつで食べるはめになったらしい。それに加えて、なぜか、起きてすぐみかんゼリーを食べて、また寝る前にも食べたくなったらしいよ。みかんゼリーが好きなわけでもないのに、なぜだろう？無意識にさっぱりしたいのかな(^_^;)
