100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

隣人の新しい趣味

隣人は「とある事情」で、平日の夜に新しい趣味をもたなくてはいけなくなったらしく、同居人と一緒にあれこれ調べた結果、仕事場と家の間にある絵画教室に通うことになったらしい。もともと、隣人の落書きから絵の才能を見抜いていた同居人としては、これがうまく生きがいに繋がると良いな…と思っているんだって。

さて、早速初回の体験レッスンに行ってきた隣人。ほんとは日本画コースを希望していたけど、夜間はやっていなくて、結局油絵コースになって、しかも子どもや美大の受験生に素人の大人がまじるわけにもいかず、若い先生と一対一だったらしい。先生から好きな画家を尋ねらた隣人は「ミレーの『落ち穂拾い』みたいなのを描きたいです。古民家に飾るんで…」と言って、先生は絶句していたらしい。

で、初回に描くよう言われたのは、目の前に置かれたリンゴ。先生は優しく丁寧に教えてくれて、隣人は頑張って描いたんだって。中学生の頃の美術の時間に油絵をしたことがあったらしいんだけど、それ以来だからつまり約40年ぶりくらいってこと?しかも、最近はパレットも使い捨てタイプになり、絵の具も油絵用だけど水で洗えるタイプが出ていて、進化を感じたらしいよ。

絵画教室が続いたら、私や同居人のことも描きたいらしい。同居人は嫌がってたけど、私は楽しみ!同居人としては、藤田嗣治さんの描く猫みたいな、猫の気持ちや性格までわかるようなカッコいい猫を期待してるらしいよ✩

 

隣人が体験レッスンで描いたリンゴ

こんなポーズとか、いかが?

それともドアップとか?

静物画もいいよね!白薔薇が花ざかりで、中に虫さんがもぐり込んでる。

毎年、緑の羽募金の羽で、おもちゃを作ってくれるよ。私の真剣な表情を、ぜひデッサンしてみて!頑張ってね(♡˙︶˙♡)