昨日、同居人が庭を歩いていたら、頭上から真っ白い小さな芋虫がポトッと落ちてきたらしい。芋虫は生きてるみたいだけど、毛虫の幼虫にしては様子がおかしくて、ほとんど動かずかなりの無防備。
どこからおちてきたのかと頭上を見ても、屋根の軒裏が見えるだけ。…ん?強いて言えば、軒裏の古い木材にあの小さな丸い穴がいくつも空いてて、たぶんそれはタイワンタケクマバチの巣穴なんだけど…まさか、これがうわさのハチの子?!
調べてみたら、ほんとにそうだったらしい。これ、茹でたり炒めたりして食べちゃう人もいるんだよね?同居人は食いしん坊だけど、昆虫食は守備範囲外。巣から落ちたハチの子を、巣穴のどれかに無理やり押し込むわけにもいかず、仕方ないから葉っぱに載せて地面に置いておいたら、今朝にはいなくなっていたらしい。たぶん、アリか何かに食べられてしまったんだろうな…かわいそうだけど(>_<)
ハチは時々子ども(幼虫や蛹)を捨てる習性があるらしい。弱っていたり、食料が足りなかったり、羽化のシーズンに間に合わなかったりした時など、捨てる理由は色々あるみたいだけど、なんとも厳しいね。ちなみに、今回ハチの子が落ちてきた時、頭上の穴はどれも静かだったし、親蜂の姿も全然見えなかったらしいよ。
そんなこんなで、ちょっともんもんとしていたら、今日は夕方に道で、弱って飛べなくなったキムネクマバチを見つけて、葉っぱに載せて拾ってきたらしい。同居人はタイワンタケクマバチよりも、キムネクマバチの方が好き。黄色くてフワフワのベストを着ていて、丸っこくて可愛いんだってさ。