100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

殿方との出会い

今日、暗くなってから同居人が買い物から帰ってきたから、リビングと内玄関の間の引き戸を自力で開けて、玄関まで迎えに出た私。スーパーで買った荷物が多くて、入るのにもたついていたから、そのすきに、同居人の足元をするりと抜けて、暗い外に出てみたんだけど、いつもどおり同居人の車の下に滑り込んだ私はフリーズ。だって、車の下に、先客の大きな猫がいたんだもん(。-_-。)

同居人は同居人で、軽トラの下を探しても私がいないから、今度は自分の車の下を覗いて、それに驚いた大きな猫がスタスタ暗い庭の方へ歩いて行くのを私だと勘違いして追いかけて「ボビ!マダニにやられるから、そっち行ったらダメ!」とか言ってるし。その間も、私はじっと車の下にいたよ。

「ボビってあんなに丸々してたっけ?だいたい、尻尾が縞々に見えたけど、タヌキ?」とかブツブツ言いながら、一旦スマホを取りに行った同居人。再度外に戻ってきて暗い庭をライトで照らしたら、庭にはもういなくなっていたから、「また車の下〜?」とか言いながら、車の下をひょいと覗いてびっくり。私と、見知らぬ大きな猫が30センチくらいの至近距離でにらみ合っていたから!視線を外したら負け…っていうあの緊迫感に、同居人はアワアワ。

首輪してるから家猫?それにしても、私の2倍くらいありそうな大きな顔とまるまる太った胴体、そして私の2分の1くらいの短い尻尾。同居人が必死にその猫の傍に行って車から追い出した後も、私はその場から動かず、その猫に釘付け。その後も、大きな猫は「この車と軽トラは全部オレのものだぜ」ってあちこちに匂いをこすりつけてから、同居人の猫なで声にも媚びることなく、悠々と歩いて去って行ったよ。無愛想だけど、なんかちょっと素敵かも(♡˙︶˙♡)

 

あの殿方のことが気になるから、内玄関を見てるの。

蕾がたくさん。咲くのが楽しみだね。花びらで恋占いしようかな~

ゆりの蕾もだいぶ大きくなってきた!