100年夢庭日記

築100年超の古民家に住む猫のつぶやき

百合の災難

少し前から小さな蕾をつけた百合を見守っている同居人。それは去年隣人が草刈り機でばっさり切ってしまって、後から同居人から大目玉をくらったといういわくつきの百合なんだけど、同居人としてはその百合のクリーム色がすごくお気に入りだから、今年こそは無事咲いてほしいと思っていたんだって。

日照りにも負けず、蕾は順調にちょっとずつ膨らんで、もちろん隣人にも絶対にちょん切らないように百合の位置を再三伝えて、万全の体制で見守っていたらしいんだけど、ある日、腹ペコ青虫が蕾を食べて穴を開けてしまったらしい。開花したら青虫がこんにちは したらどうしよう…って心配していたら、今度は、蕾がいよいよ大きくなって重たくなってきた時に、タイミング悪くゲリラ豪雨が…

今朝全ての花びらが開いた百合だったけど、すっかり花が地面についてしまって、地面に向かって頭突きしてるみたいに咲いていたらしい(>_<) 迷わず切り取って一輪挿しにいけた同居人。咲いたは咲いたけど、花びらには穴が空いてるし、花びらや花粉は土で汚れちゃったし、はあ〜…

でも、飾ってみたら、やっぱりなんだか華やかで素敵だね。ちなみに、ボタンと百合は、我が庭の二大スターらしいよ。一輪だけなのにすごい存在感で、一気に玄関が華やぐ感じ。そして、夕方外出した同居人が夜帰宅したら、一気に玄関から外に流れ出した百合の濃密な香り。湿度の高い夜の香りと溶け合って、一瞬辺りがクリーム色の百合ワールドになったらしい✩

 

腹ぺこ青虫

もしも~し

悲惨

ちゃんと咲くかなぁ…

…!!

ちっちゃいバッタがたくさんいたけど、もしかして君らも百合を食べたの?美味しいのか?

無事にとはいかなかったけど、とりあえず咲いて良かったね♡